Woman Smile Report 女性たちの暮らしと意識をレポートします

『英語教育』について

3人に一人のお子さんが「すでに英語を習っている」。

2017/03/01

 

2008年度に小学5,6年生を対象に外国語活動が始まり、2011年度には「小学5年生から必修」となり小学校での英語教育は浸透しています。

そして、2020年度からは小学3年生から必修となると、
ますます低年齢化していくことになります。

そこで今回は、英語教育について聞いてみました。

 

 

英語は話せるほうが良い!
そう思っているママが95.9%とほぼ全員の方が考えています。

 

 

既に英語を習わせている人が3割。習わせたいと考えている人は6割という結果でした。
やはり、英語教育に関して意識が高いことがわかります。

既に英語を習わせている、習わせたいと思う理由

●英語はできて当たり前のような世の中になっている。今後、受験や就職でも、できないよりはできた方が良い。子供自身の世界が広がるツールでもあるから。(神奈川県/40代)

●今は小学校から英語教育が組み込まれ、また、中学からの英語の授業のレベルも昔より難しくなっていると聞くから。また、よりリスニングや英会話力も求められるようになってきているので、学校の授業だけでは学習が足りないと思うので。(栃木県/30代)

●小学校でも英語が必須になったと聞き、早いうちに始めれば勉強としてではなく遊びとして楽しめるかなと考えています。通信教育なら自宅でもできるし、姉妹で共有できると思っているから。(山形県/30代)

習わせたいと思わない理由

○英語は習って覚えるものではなく、英語を使わなければならない環境に身を置いて身に付くものだと思うから。将来的に本人が自分の意思で英語を取得したいと思ったら経済的な応援はできるだけしてあげるつもり。あと、今は翻訳アプリなど便利なツールがいくらでもあるので、職業上の理由で英語が必須ならともかく、海外旅行など一時的な事なら英語力がなくてもあまり困らないから。(新潟県/30代)

○自分自身幼児の英語教育に携わった経験から、幼児や子供への教室での英語教育の限界を知っています。本当に話せるようになるためにやるべきことは自宅での環境だと感じますが、子供時代にそこまでの事をしいてする必要は感じません。(東京都/40代)

○自分から習いたいと言えば、習わせるが、親から勧めることはない。自分の意志で決めたものでなければ続かないと思うから。(岩手県/30代)

早期英語教育が必要だと思っている方は、英語が将来必要になる。或いは子供の可能性を広げるツールとなるとお考えでいる方が多く、反対に必要ないとお考えの方では、本人のやる気を重要視している方が多いように感じました。

将来のことになりますが「留学」についてのお考えも聞いてみました。

 

 

積極的に「留学をさせたい」と考えているママは1割弱。

「機会があれば留学させたい」と考えているママは6割と一番多く、「その他」のご意見を見てみると、「子供が行きたいといった時に考える」という回答がほとんどでした。

また、留学させたくない(機会があっても留学させたくない+留学させたくない)は15%。
全体の約7割のママが「将来、留学をさせたい」とお考えのようです。
留学させたくないという方の理由としては、世界情勢、治安に対する不安。
コストなどが大きな理由でした。

 

 

今回の自由回答を集計したところ、パパ・ママで留学経験のある方は5.2%(117名)おられ、その内98.3%(115名)の方が、将来、「留学させたい・機会があれば留学させたい」と回答。

その理由としては

●「私自身高校生の時に留学を経験し、英語力はもちろんのこと国際的視野が広がり、留学する前はどちらかと言うと自分の意見を言えなかったりイエスノーをはっきり言えない性格でしたが、帰国後自分の意見を言えるようになり積極的に行動できるようになりました。英語力はもちろんですが、将来の可能性を広げるためにも子供には留学してほしいと思っています。」(愛知県/20代)

●「私も短期ではあるが海外留学していてその時の世界観の広がりとか外国の人と接することで、より広い価値観と許容を持てたのでぜひ子供もそういった経験をしてほしい。
もちろん留学して苦労とか大変だったことも経験して欲しいから」(神奈川県/40代)

留学(海外生活経験含む)ママは、留学することにより、語学習得はもちろんのこと、異文化理解・交流、大小に関わらず困難に立ち向かった経験が成長に繋がった。そして楽しかった。良い経験が出来たというお話が多かったです。

早期英語教育に関するご意見は賛否両論ですが、基本的には肯定している方が多いようです。早期教育賛成派のご意見と、反対ではないですが疑問をお持ちの方のご意見をまとめてみました。

早期教育賛成派

・幼い頃から英語に触れて、英語への壁を作らない環境づくりが必要と思う。英語に触れることは当たり前だという教育が望ましい。今後小学校でもプログラムが組まれることになったとのことでよかった。もっと低学年からのプログラムが組まれることを今後期待したい。(長崎県/30代)

・日本人たる者日本語がしっかり分かってないと英語なんてその次とはいいますが、実際入学前から英語を集中的にやってる子には、かないません。日本に住んでいて、両親が日本人なら、日本語教育は心配する必要なし。幼児時代は、英語教育を中心に考えても良かったなと、後悔しています。幼児時代が一番時間があることに今になって気付きました。(東京都/40代)

・3歳までに本格的に英語教育を始めた方が良いという話を聞いて、生後6か月から英語を聞かせ、英語が聞き取れる耳作りをしました。日本は他国に比べて英語教育が遅れていますし、そもそも英語は言葉なので、『勉強』としてではなく『言葉』として教えたいというのもあり、日本語と同じように小さい時から耳に入ってくる言葉という環境作りをしてきました。小さい時から始めれば基礎が出来るので、早いに越したことはないと思います。(宮城県/40代)

・早いほうがいいと思い、1才前から始めています。子供自身は日本語と英語と分けて考えているわけでなくて、「言葉」として使い分けている感じがします。自分が英語の勉強をしっかりしてこなかったので、子供には最低限与えてあげたい。そこから先は本人の力だと思うが勉強の前の段階で英語に親しみがあれば、勉強もはかどると思います。(宮城県/40代)

早期教育疑問派

・聞き取る耳の力は小さい時につくっておきたいが、英語に限らず語学は自分が必要を感じてやりたいと思った時にやらないと力がつかない。子供のうちに一生懸命習わせても、中学の授業が始まれば1週間で追いついてしまうから、早期教育にあまり意味はないと思います。(東京都/40代)

・はじめに文法的なところからの学習だと、英語を好きになりにくいと思うので、簡単な英会話から入って行けたらよいと思う。ただ、あまり小さな頃からやっても、継続的に習ったり、あるいは日常的に英会話をしていかなければ身に付かないと思うので、本人がやりたいと思う時期に英会話から習うのがよいと思う。(栃木県/30代)

・まずは日本語をマスターしてほしいです。早い方が良いと言われていますが、小学1年生の息子は漢字を覚えることに必死です。大人になって、英語ができても日本語ができなくては、日本人として恥ずかしいと思います。(大阪府/30代)

・まずは日本語をきちんと話す、読む、書けるようになる、歴史を含む日本のことを知ってからでもいいのではと思っています。外国の人々とコミュニケーションをとるために英語を勉強するなら、必ず日本のことを聞かれるのでまず日本を知らないと深い会話ができないと思います。(兵庫県/30代)

お勉強としての英語ではなく、「言葉」として!!

17年2月資生堂本社部門では2018年より公用語を英語にするという発表がありました。
グローバル化が進む中、小学校でも2020年には小学3年生で必修化。
英語教育の低年齢化が進んでいます。

その中でママたちはどのように英語と子供の関係性を構築していくのか。今回の調査ではやはり早期対策として英語教材を活用したり、実際に英語教室に通っている方(予定している)方が多かったです。英語を「音」や「言葉」として認識させ、苦手意識を無くしたいというお考えのようです。

早期教育に関しては、賛否両論ある中結局は本人のやる気次第。そのやる気をどう生み出す或いは支えていくのかが親の役目なのでしょうか。

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