Woman Smile Report 女性たちの暮らしと意識をレポートします

「女性の生活意識アンケート調査」(第12回)  ⑥将来に対する気持ちについて

子育て世代に圧し掛かる「将来」の不安。

2017/12/18

ベルメゾン生活スタイル研究所では、2012年6月から半年に1回、女性を対象にした生活意識アンケート調査を実施しています。この調査は、女性の生活実感や景況感、消費や節約意識について聞いた結果を時系列データとしてまとめたもので、今回は、全7回に分けてレポートいたします。

●調査は21017年10月30日~11月16日にインターネットで実施。30~50代女性1830名の回答結果を集計しました。

 

依然として、老後や子供の将来に対する強い不安感が継続。

将来の年金、資産や老後の生活に対する不安感は前回調査から大きな変動もなく、依然として多くの女性が不安を感じています。
また、子育て世代の30代で子供の教育費、自然環境や社会環境など子供の将来に対する不安感が強い状態が続いています。

「年金はあてにしてはいけないと思う」・・・・82.5%(前回比+1.5ポイント)

年金をあてにしてはいけないと思う女性は、「とてもそう思う」37.4%、「わりとそう思う」45.1%を合わせた82.5%で、前回調査より1.5ポイントの増加となりました。2016年6月の調査以降、不安感は80%を超えた高い状態が続いています。
年代別では、30代が最も高く86.9%(「とてもそう思う」46.7%、「わりとそう思う」40.2%の合計)、最も低い50代でも76.4%(「とてもそう思う」27.5%、「わりとそう思う」48.9%の合計)で、若い世代だけでなく年代の高い世代でも将来不安が強いことが伺えます。

 

「自分の資産や貯蓄に対して不安に感じることがある」・・・・77.0%(前回比-0.1ポイント)

自分の資産や貯蓄に対して不安に感じることがある女性は、「とてもそう思う」36.9%、「わりとそう思う」40.1%を合わせた77.0%で、前回調査から横ばいの結果となりました。年金の不安感と同様に2016年6月以降70%を超える状態が続いています。
年代別では30代が76.1%(「とてもそう思う」と「わりとそう思う」の合計)、40代が77.7%、50代が77.0%と年代に関係なく多くの女性が資産や貯蓄に対して不安を持っています。

 

「自分の家族や健康について不安を感じることがある」・・・・67.6%(前回比+2.0ポイント)

自分の家族や健康について不安を感じることがある女性は、「とてもそう思う」20.8%、「わりとそう思う」44.8%を合わせた65.6%で、前回調査より1.6ポイント減少、調査開始以来、70%前後で推移し大きな変化は見られません。また、年代による大きな違いも見られません。

 

「老後の生活が心配である」・・・・78.9%(前回比+1.6ポイント)

老後の生活が心配だと思っている女性は、「とてもそう思う」39.5%、「わりとそう思う」39.4%を合わせた78.9%で、前回調査より1.6ポイント増加。老後の不安感も年金や資産・貯蓄と同様に、2016年6月以降70%台後半と高い状態が続いています。
年代別では、調査開始以来、40代が老後の心配だと思う割合(「とてもそう思う」と「わりとそう思う」の合計)が最も高い状態が続いています。

 

「地震などの自然災害に不安を感じる」・・・・74.5%(前回比-0.4ポイント)

地震などの自然災害に不安を感じる女性は、「とてもそう思う」27.1%、「わりとそう思う」47.4%を合わせた74.5%で前回調査から横ばいの結果となりました。
2017年の大きな自然災害として7月の九州北部豪雨がありましたが、2014年8月の広島豪雨や2016年4月の熊本地震震の時ほどの変化は見られません。年代別では、子育てが多い30代は40代や50代に比べて「とてもそう思う」の割合が高く、地震などの自然災害に不安に感じる女性の割合が高い傾向があります。

 

「子供の教育費用が心配」・・・・67.2%(前回比+2.7ポイント)

子供の教育費用が心配な女性は、「とてもそう思う」32.7%、「わりとそう思う」34.5%を合わせた67.2%で、前回調査より2.7ポイント増加しました。
年代別では、子育て真っ盛りの30代で「心配している」女性の割合が最も高く85.7%(「とてもそう思う」42.0%、「わりとそう思う」43.7%の合計)で前回調査より1.5ポイント増加、40代も前回調査より1.7%増加の76.8%と、子育て世代の教育費用は重荷と感じているようです。

 

「子供が大きくなる頃の自然環境が心配」・・・・71.4%(前回比+0.7ポイント)

子供が大きくなる頃の自然環境が心配な女性は、「とてもそう思う」28.8%、「わりとそう思う」42.6%を合わせた71.4%で、前回調査より0.7ポイントの微増となりました。調査開始以来、子供が大きくなる頃の自然環境が心配だと思う女性は、7割前後で推移し大きな変化見られません。
年代別では30代で前回調査より3.1ポイント増加の81.8%(「とてもそう思う」と「わりとそう思う」の合計)に対し、40代で4.9ポイント減少の71.6%と逆の動きが見られました。

 

「子供が大きくなる頃の社会環境が心配」・・・・80.3%(前回比+1.3ポイント)

子供が大きくなる頃の社会環境が心配な女性は、「とてもそう思う」38.0%、「わりとそう思う」42.3%を合わせた80.3%で、前回調査より1.3ポイントの増加となりました。子どもの教育費、自然環境、社会環境の3つの心配事の中で、社会環境が最も高い心配事となりました。小さな子供がいる30代では前回調査より1.9ポイント増加の87.4%(「とてもそう思う」と「わりとそう思う」の合計)となりました。

 

「日常生活を充実させるよりも、貯蓄などして将来に備えたい。」・・・・55.4%(前回比+2.0ポイント)

日常生活を充実させるよりも、貯蓄などして将来に備えたいと考える女性は、「とてもそう思う」15.6%、「わりとそう思う」39.8%を合わせた55.4%で、前回調査より2.0ポイントの増加となりました。
年代別でみると、40代50代は前回調査から大きな変動はありません。30代では前回調査から5.3ポイント増加の56.8%となり、前々回並みのスコアに戻りました。

 

 

 

ダイジェスト

①現在の生活について

②現在の収入について

③景況感と消費について

④節約意識について

⑤これからの生活や収入について

⑥将来に対する気持ちについて

⑦アベノミクスと今後について

 

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