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「女性の生活意識アンケート調査」(第14回)②現在の収入について

夫の収入、自分の収入、「満足していない」女性が共に増加。

2018/12/06

ベルメゾン生活スタイル研究所では、2012年6月から半年に1回、女性を対象にした生活意識アンケート調査を実施しています。
この調査は、女性の生活実感や景況感、消費や節約意識について聞いた結果を時系列データとしてまとめたもので、今回は、全7回に分けてレポートいたします。

 

●調査は2018年10月26日~11月5日にインターネットで実施。30~50代女性1272名の回答結果を集計しました。

 

夫の収入、自分の収入、「満足していない」女性が共に増加。

夫の所得・収入に満足しているかという問いに対し、「そう思わない」と回答した女性は、前回から5.7ポイントと大きく増加しました。

 

また、現在の自分の収入に対しての同様の問いに対し、「そう思わない」と回答した女性は、前回から4.7ポイントの増加しています。
夫の給料が増えた女性は、前回から1.8ポイント減少、自分の給料が増えた女性は、前回調査より1.0ポイントの増加。逆に、夫の給料が減った女性は、前回から3.1ポイント増加、自分の給料が減った女性は、0.5ポイント増加に過ぎませんから、減ったことに対する不満というよりも、なかなか増えないことに対する不満が強まったものといえそうです。

夫の給料 「増えた」・・・28.9%(前回比-1.8ポイント)、「減った」・・・21.9%(前回比+3.1ポイント)

夫の給料が増えた女性は、「昨年よりとても増えた」0.9%、「昨年より少し増えた」28.0%を合わせた28.9%。前回調査から1.8ポイント減少しました。一方で、夫の給料が減った女性は、「昨年よりとても減った」6.7%、「昨年より少し減った」15.2%を合わせた28.9%。前回調査から3.1ポイント増加しました。

 

2012年12月以降、ゆるやかに「増えた」の割合が増え、「減った」の割合が減る傾向にありましたが、「減った」割合については、今回2016年10月の21.6%(「昨年よりとても増えた」5.7%、「昨年より少し増えた」15.9%の合計)を上回っており、その傾向に足踏み感が見えます。

 

年代別では、「増えた」と答えた女性の割合が最も高いのが30代の38.0%(「昨年よりとても増えた」1.5%、「昨年より少し増えた」36.4%の合計)、反対に最も低いのが50代の18.7%(「昨年よりとても増えた」0.3%、「昨年より少し増えた」18.4%の合計)と、30代と50代で19.3ポイントの大きな差があります。

 

夫の現在の所得・収入 「満足している」・・・28.8%(前回比-4.2ポイント)、「満足していない」42.8%(前回比+5.7ポイント)

夫の所得・収入に満足している女性は、「とてもそう思う」4.9%、「わりとそう思う」23.9%を合わせた28.8%で、前回調査より4.2ポイント減少しました。
一方で、満足していない女性は、「あまりそう思わない」25.2%、「全くそう思わない」17.6%を合わせた42.8%。前回から5.7ポイントと大きく増加する結果となりました。

 

年代別では、30代の満足している女性が30.7%(「とてもそう思う」5.1%、「わりとそう思う」25.6%の合計)で、3.6ポイント減少、40代の満足している女性は27.6%(「とてもそう思う」5.6%、「わりとそう思う」22.0%の合計)で、4.5ポイント減少、50代の満足している女性は28.2%(「とてもそう思う」4.1%、「わりとそう思う」24.1%の合計)で、4.4ポイント減少と全ての年代で満足している女性が減少していました。

 

2014年10月以降、夫の所得・収入に満足している女性は、増加傾向にありましたが、今回、満足していない女性も増加し、その傾向も足踏み感が見えます。

 

 

自分の給料 「増えた」・・・29.8%(前回比+1.0ポイント)、「減った」23.0%(前回比変化なし)

自分の給料が増えた女性は、「昨年よりとても増えた」1.8%、「昨年より少し増えた」28.0%を合わせた29.8%で、前回調査より1.0ポイント増加しました。
一方で、自分の給料が減った女性は、「昨年より少し減った」14.6%、「昨年よりとても減った」8.4%を合わせた23.0%で、「昨年よりとても減った」割合が0.5ポイント増加したものの、合計値に前回との差は、ほとんどありませんでした。

 

年代別では、「増えた」と答えた女性の割合が最も高いのが30代の36.4%(「昨年よりとても増えた」2.7%、「昨年より少し増えた」33.7%の合計)、反対に最も低いのが50代の19.3%(「昨年よりとても増えた」0.8%、「昨年より少し増えた」18.5%の合計)と、配偶者の給料と同様、自分の給料でも30代と50代で大きな差がありました。

 

現在の自分の収入 「満足している」・・・18.1%(前回比+0.5ポイント)、「満足していない」57.6%(前回比+4.7ポイント)

現在の自分の収入に満足している女性は、「そう思う」1.5%、「わりとそう思う」16.6%を合わせた18.1%で前回調査から0.5ポイント増加しました。
一方、満足していない女性は、「あまりそう思わない」30.7%、「全くそう思わない」26.9%を合わせた57.6%で、前回調査より4.7ポイントの増加しました。

 

調査開始来、満足している割合は2割以下の状態が続き、夫の給料に満足している割合よりも下回っています。また、自分の給料に満足していない女性の割合は5割前後が続き、夫の給料に満足していない女性の割合よりも15%程度多い状態が続いています。

 

夫の給料よりも自分の給料に不満を持っている女性が多く、正規雇用の多い男性と契約社員やパートなどの非正規雇用が多い女性の給与水準の格差が現われていると推測されます。

 

世帯収入 「増えた」・・・24.1%(前回比-0.1ポイント)、「減った」30.4%(前回比+2.0ポイント)

世帯収入が増えた女性は、「昨年よりとても増えた」1.0%、「昨年より少し増えた」23.1%を合わせた24.1%で、前回調査とほぼ変化はありませんでした。

 

一方、「昨年より少し減った」21.1%、「とても減った」9.4%を合わせた30.5%が減ったと回答。こちらは前回調査より2.0ポイントの微増となりました。世帯年収が「変わらない」が約半数と最も多いですが、2017年6月調査以降「増えた」は減少傾向にあり、「減った」は増加傾向にあります。

 

年代別では、「増えた」と答えた女性の割合が最も多いのが30代の28.1%、最も少ないのが50代の16.7%。反対に「減った」女性の割合が最も多いのが50代の36.6%、最も少ないのが40代の24.8%となっています。

 

配偶者のおこづかいが「増えた」・・・10.9%(前回比+1.7ポイント)、「減った」11.8%(前回比+2.5ポイント)

配偶者のおこづかいが増えた女性は、「昨年よりとても増えた」0.9%、「昨年より少し増えた」10.0%を合わせた10.9%で、前回調査より1.7ポイント増加しました。
一方で、減った女性も、「昨年より少し減った」9.4%、「昨年よりとても減った」2.5%を合わせた11.9%で、前回調査より2.6ポイント増加しました。

 

年代別では、前回調査と比べて「増えた」と答えた女性の割合が40代、50代で増加する一方、30代では、減少しています。
また、40代では「増えた」割合が「減った」割合を上回る一方、30代、50代では、「減った」割合が「増えた」割合を上回っています。

 

配偶者の給料、世帯収入、いずれも「増えた」割合は減少しましたが、配偶者のおこづかいについては、「増えた」割合がわずかながら増えており、配偶者のためのやりくりが見てとれます。

自分自身のおこづかいが「増えた」・・・11.1%(前回比+0.5ポイント)、「減った」24.1%(前回比+1.0ポイント)

自分自身のおこづかいが増えた女性は、「とても増えた」0.5%、「昨年より少し増えた」10.6%を合わせた11.1%で、前回調査と比べて0.5ポイントの増加に留まりました。
一方で、減った女性は、「昨年より少し減った」16.3%、「とても減った」7.8%を合わせた24.1%で、こちらは前回調査より1.0ポイント増加しました。

 

配偶者のおこづかいは全体の8割が据え置き状態でしたが、自分自身のおこづかいは全体の6割が据え置き状態です。

 

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