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「インターネットの有料会員サービス」について

「加入経験者は15.4%」ネットショッピングの有料会員サービス。

2016/02/03

ネットショッピング、3人に1人が「月2~3回」利用。

インターネットでのショッピングやコンテンツを利用する生活者が増える中、送料や返品送料が無料になったり、便利な機能を使って自分にピッタリの情報を簡単に見つけられたり、動画や音楽が見放題、聴き放題になったりといった有料会員サービスを提供する企業が増えてきました。今回は、ベルメゾンデッセ会員のみなさんに、インターネットの有料会員サービスに対する興味・関心度合いや今後の加入意向等についてお聞きしました。ご回答いただいたみなさん、本当にありがとうございました。それでは、ご一緒に調査結果を見ていきましょう。

  • 調査は2016年1月6日から20日に実施。2777名の回答を集計しています。 

ネットショッピング、3人に1人が「月2~3回」利用。

まず最初に、昨年(2015年)、どれくらいの頻度でネットショッピングを利用したか聞いてみると、最も多かったのが「月に2~3回」で32%、次いで「月に1回程度」の25.9%が続きました。「週に1回以上」と答えたヘビーユーザーは10.5%で約1割。全体の7割近くが月に1回以上、ネット通販を利用していることがわかりました。

 

Q.2015年はどれくらいの頻度でインターネットショッピングを利用しましたか?

Q.2015年はどれくらいの頻度でインターネットショッピングを利用しましたか?2

ネットショッピングの有料会員サービス、興味・関心がある人は15.1%。

アマゾンのプライム会員や楽天のプレミアム会員など、年会費や月会費を支払うと送料や返品送料などが無料になる特典がついたネットショッピングの有料会員サービスに「興味・関心がある」人は、15.1%(「興味・関心がある」4.0%、「わりと興味・関心がある」11.1%の合計)。ネットショッピングの利用頻度別で見ると、週に1回以上ネットショッピングを利用する人の興味・関心度は30.9%と平均のほぼ倍、月に2~3回利用する人は21%といずれも平均を上回り、有料会員サービスへの関心の高さが伺えました。一方で「興味・関心がない」と答えた人は6割強と半数以上。現時点では、お金を出してでも加入したい魅力的な特典と感じている人は少ないことがわかりました。

 

Q.あなたは、ネットショッピングの有料会員サービスに興味・関心がありますか?

Q.あなたは、ネットショッピングの有料会員サービスに興味・関心がありますか?

ネットショッピングの有料会員サービス、加入経験者は15.4%。

ネットショッピングを利用するために有料会員サービスに「現在加入している」人は、8.2%、「以前加入したことがある」と答えた7.2%を加えると、利用経験者は15.4%という結果になりました。ネットショッピングの利用頻度別で見ると、週に1回以上ネットショッピングを利用する人の有料サービスへの加入経験者は28.5%、月に2~3回利用する人の加入経験者は21.3%といずれも平均を上回っており、ネットショッピングの利用が多いほど、お得さを実感できる特典内容になっていると言えます。

 

Q.あなたは、ネットショッピングするために有料会員サービスに加入していますか?

Q.あなたは、ネットショッピングするために有料会員サービスに加入していますか?

加入経験のあるサービス1位は「アマゾン・プライム会員」2位「ヤフー・プレミアム会員」。

有料サービスの加入経験者に、加入したことのあるサービス名を聞いてみると、最も多かったのが「アマゾン・プライム会員」で74.4%、続いて「ヤフー・プレミアム会員」32.4%が続きました。その他のサービスは1割にも満たず、アマゾン・プレミアム会員の人気ぶりが伺えました。

 

Q.あなたが加入したことのある有料会員サービスを教えてください。

Q.あなたが加入したことのある有料会員サービスを教えてください。

有料会員サービスに加入した理由を聞いてみました。

有料会員サービスに加入する際は、そのショップやコンテンツでの購入(利用)頻度と利用特典を検討し、加入した方が得だと判断した場合にのみ会費を支払って加入するというのが利用する側の心理だと思います。

 

今回の調査で加入経験者が最も多かった「アマゾン・プレミアムサービス」の場合、「オムツ等ベビー用の消耗品が安く買えるから。」(39歳・神奈川県・主婦)や「配達日の指定ができたり、すぐに届けてもらえて便利だから」(37歳・兵庫県・主婦)という理由が多く、他には「映画が観たかったため。」(34歳・愛知県・契約社員)という声も聞かれ、最近追加された動画の見放題サービスも魅力になっているようです。また「無料おためしで加入してそのまま解約を忘れて継続している。」(35歳・東京都・正社員)といった声のように、無料体験期間が過ぎた後で解約手続きをし忘れていたという方も多く見られました。

 

次いで多かったヤフーでは、「オークションを使いたいから」(33歳・兵庫県・正社員)や「ポイントや割引率が良かったから。」(43歳・福島県・契約社員)という理由が多く聞かれました。その他の有料会員はごく少数にとどまり「ヨドバシは電家製品の修理の際、有償無償に関わらず無料集荷サービスがあるから。」(51歳・千葉県・主婦)のような声も聞かれましたが、アマゾンやヤフーのように特徴的な特典による入会の声は聞かれませんでした。

今後、ネットショッピングの有料会員サービスを利用したい人は7.1%。

ネットショッピングの有料会員サービスを今後利用したいかどうか(現在加入している人は継続したいかどうか)尋ねてみると、7.1%(「加入したい」2.2%、「どちらかといえば加入したい」4.9%の合計)と1割に満たない結果となりました。各社のサービス内容がまだまだ認知されていないことや、現状のサービスで十分満足している人が多いこと、会費に見合う特典内容として理解されていないことが背景にあるのではないかと思われます。

 

Q.今後ネットショッピングをするために有料会員サービスに加入したいと思いますか?

※現在加入している方は、今後も継続したいかどうかでお答えください。

Q.今後ネットショッピングをするために有料会員サービスに加入したいと思いますか?

定額制音楽配信サービスに興味・関心のある人は13.1%。

続いて、月額料金を払えば好きな音楽を好きなだけストリーミング再生で聴くことができる「定額制音楽配信サービス」について聞きました。このサービスに興味・関心があると答えた人は、全体の13.1%(「興味・関心がある」2.8%、「わりと興味・関心がある」10.3%の合計)でした。実際の加入経験のある人は、10.6%(「現在加入している」2.0%、「以前加入したことがある」8.6%)。年代別では、20代が14.3%、30代では14.0%と平均を上回る結果になっています。また、今後の加入意向をたずねると、加入したいと考える人は4.2%(「加入したいと思う」1.1%、「どちらかといえば加入したいと思う」3.1%の合計)で、加入意向のある人はほんの一部に限られることがわかりました。

 

Q.あなたは定額制音楽配信有料サービスに興味・関心がありますか?

※定額制音楽配信サービスとは、月額料金を払えば、好きな音楽を好きなだけストリーミング再生で聴くことができるサービス(例:アップルミュージック、LINE MUSICなど)

Q.あなたは定額制音楽配信有料サービスに興味・関心がありますか?

 

Q.あなたは定額制音楽配信有料サービスに加入していますか?

Q.あなたは定額制音楽配信有料サービスに加入していますか?

 

Q.今後、定額制音楽配信有料サービスに加入したいと思いますか?

※現在加入している人は、今後も継続したいかどうかでお答えください。

Q.今後、定額制音楽配信有料サービスに加入したいと思いますか?

定額制動画配信サービスに加入したい人は、7%。

月額料金を払えば、好きなドラマや映画を好きなだけストリーミング再生してみることができる「定額制動画配信サービス」に、興味・関心のある人は15%(「興味・関心がある」2.9%、「わりと興味・関心がある」12.1%の合計)。年代別では、60代が22%と平均を大きく上回る結果となりました。比較的時間の余裕のある60代は、余暇のひとつとしてこのサービスに関心を持っているのではないでしょうか。現在、定額制動画配信サービスに加入している人は、全体の9.7%(「現在加入している」3.5%、「以前、加入したことがある」6.2%)。年代別ではさほど大きな差は見られません。最後に今後の加入意向を聞いてみると、全体では7%(「加入したいと思う」1.9%、「どちらかといえば加入したいと思う」5.1%)で、さほど多くない結果となりました。年代別では20代が12.3%、30代が8.8%で、平均を上回っています。

 

Q.あなたは定額制動画配信有料サービスに興味・関心がありますか?

※定額制動画配信サービスとは、月額料金を払えば好きなドラマや映画を好きなだけストリーミング再生してみることができるサービス。(例:dTV、Netflixなど)

Q.あなたは定額制動画配信有料サービスに興味・関心がありますか?

 

Q.あなたは、定額制動画配信有料サービスに加入していますか?

Q.あなたは、定額制動画配信有料サービスに加入していますか?

 

Q.今後定額制動画配信有料サービスに加入したいと思いますか?

※現在加入している方は、今後も継続したいかどうかでお答えください。

Q.今後定額制動画配信有料サービスに加入したいと思いますか?

新聞を定期購読しているのは57.4%、50代が最も多く77%。

新聞紙を定期購読している人は、全体の57.4%。年代別では、20代の19.4%が最も少なく、50代では77.0%と大きな開きが見られました。20代では6割以上、30代でも半数弱が定期購読をしていないことがわかります。

 

Q.あなた、またはご家庭で新聞(紙)を定期購読していますか?

Q.あなた、またはご家庭で新聞(紙)を定期購読していますか?

デジタル版新聞の定期購読意向は4.4%。

ここ2~3年、ビジネスマンを中心に定期購読者が増えている「デジタル版新聞」。今回の調査では、「現在、定期購読している」人は2.5%、「以前定期購読していた」人は1.7%とわずかな結果となりました。年代別では、「現在購読」「以前に購読」共に、60代が平均を大きく上回っており、ご主人がビジネスの情報収集の手段として加入している(していた)ことが推察される結果となりました。今後、あなた、またはご家庭でデジタル版新聞を定期購読したいと思うか聞いてみると、全体では4.4%(「定期購読したいと思う」1.3%、「どちらかといえば定期購読したいと思う」3.1%の合計)と、少数となりました。年代別では、60代の定期購読意向が他の年代に比べて高い結果となっています。

 

Q.あなた、またはご家庭でデジタル版新聞を定期購読(有料)していますか?

Q.あなた、またはご家庭でデジタル版新聞を定期購読(有料)していますか?

 

Q.今後、あなた、またはご家庭でデジタル版新聞を定期購読したいと思いますか?Q.今後、あなた、またはご家庭でデジタル版新聞を定期購読したいと思いますか?

今後有料会員になって利用したいサービス、 1位ショッピング 2位映画・ドラマ 3位料理レシピ。

今後、有料会員になってサービスを利用したいと思うジャンルについて尋ねると、3人に1人の34.4%が何らかのサービスを利用してみたいという結果になりました。利用したいジャンルでは、1位はアマゾンや楽天などのショッピング、続いてdTV、Netlixなどの映画・ドラマ、3位にはクックパッドなどの料理レシピが選ばれました。年代別でみると、映画やドラマは年代が高くなるほど利用意向が強くなり、料理レシピは、若年層ほど利用意向が強いことが見えてきました。

有料会員になってよかったと思うサービスがあれば、そのサービス名と理由を教えてください。

  • ラジコ。 有料会員になると全国のラジオが聞けるので、転勤で他県に住んでいる我が家のお気に入りサービスです。(32歳・石川県・専業主婦)
  • yahooのプレミアム会員。Tポイントがたくさん貯まった。また、プレミアム会員限定のプレゼントがそこそこ当たるので会費以上のお得感がある。(34歳・埼玉県・ 専業主婦)
  • ルナルナ。体調管理がしやすくなったし周期に合わせて予定を組めるので助かる(34歳・栃木県・正社員)
  • dTV。映画が大好きで毎週レンタル店に借りに行ってたが、dTVに加入して借り・返しに行く手間がなくなって本当に楽。そして何よりdTVは月々の料金が安く作品もなかなか充実しているし満足している。(36歳・佐賀県・ アルバイト)
  • クックパッド。ほぼ毎日使うので、人気検索出来る機能は本当に使えて便利!無料会員の時に検索にかかってた時間がもったいなく感じるほど今ではマストな機能です。(36歳・大阪府・ 正社員)
  • huluとバンダイチャンネル。レンタルより安いしいつでも見れるし期限なければいつまででも見れるので十分月額の元は取れているとおもうので活用している。(37歳・東京都・ 正社員)”
  • bookpass。読み放題プランで読めるコミック数が多いし、レンタルよりお得感がある。キャンペーンなどで貯めたポイントで新刊が買えたりもするし今後も続けると思う。(40歳・東京都・ パート)
  • Amazonプライム会員。急に必要になったものがある時、翌日に手元に届くのは便利だから。(42歳・埼玉県・専業主婦)
  • Amazonプライム会員。映画や音楽も無料で楽しめるものがあり、また送料無料で即日または翌日配達も便利であるため(42歳・京都府・ パート)
  • APPLE MUSIC。 国内外を問わず、昔の作品と出会える。(例:越路吹雪、バルバラ、スコット・ウォーカーetc)(63歳・愛知県・ その他 )

有料会員になったけど失敗したと思うサービスがあれば、そのサービス名と理由を教えてください。

  • 動画視聴系の有料サービスは観なくなってしまって何ヶ月も無駄に料金を払っていた。(23歳・富山県・正社員)
  • dマガジン。便利だし、色んな雑誌が読めて楽しいが、読んでみたい記事が、デジタル版ではなかったりするし、何より、折角サービスに入っているからと、ついつい読みたくなって時間を浪費してしまった。(34歳・茨城県・ 専業主婦)
  • APPLE MUSIC。全体的に操作しにくい。曲やアーティストが少ない。歌詞が見られない。(34歳・東京都・パート)
  • U-NEXT。映画鑑賞したかったが、時間が無く見られない(39歳・岐阜県・アルバイト)
  • 新聞の有料デジタル。やっぱり紙で観ると、普段は興味のないジャンルも読んだりするのですが、デジタルだと完全に飛ばしてしまうので自分には紙媒体の方が向いていると思い、やめました。(39歳・滋賀県・ 正社員)
  • 有料だからと、無理して検索したり利用して、生活リズムが乱れてしまったので。(40歳・鹿児島県・専業主婦)
  • Amazonプライム会員。送料無料や至急配送にするほど注文しなかった(44歳・大阪府・パート)
  • Amazonプライム会員。お急ぎ便が利用できるのですが、購入するもの総てがお急ぎ便対応ではないので、商品が届くまで何週間も掛かったりと、年会費3,000円も払っているのに、これでは納得できないなと思いました。(50歳・愛知県・ パート)
  • Amazonプライム会員。便利だが年会費が高いので、たくさん利用しない限り損をしている感がある(50歳・愛知県・専業主婦)
  • 結局、映画やドラマは時間が取れなくてあまり有効な使い方が出来なかったものも多い。(66歳・埼玉県・正社員)

調査を終えて

 

このレポートの作成中に、アメリカのアマゾンのプライム会員が5400万人に到達したというニュースが流れてきました。この数字は調査会社が、昨年10~12月にアマゾンで買い物をした500人の米国人を対象に行ったアンケートをもとに推計したもの。それによると、米国のアマゾンの全顧客に占めるプライム会員の比率は47%に上るといいます。5400万人は米国の成人人口(2億4600万人)の21%に当たり、世帯ベースで見ると、ほぼ半数にあたる46%の家庭がプライムに加入していることになるそうです。しかも、年会費は日本よりもずいぶん高く、年額99ドルというから驚きです。入会するきっかけで最も多いのは、「追加料金なしで商品が2日以内に届く配送サービス」。その他の特典は、日本とほぼ同様ということなので、追加料金なしで商品が2日以内で届くサービスが米国民にとっていかに魅力的なのかが良くわかります。アメリカの宅配事情は日本と違い、

東海岸から西海岸に物を配送するためにかかる時間は、通常宅配で7日程度。飛行機を使えば翌日には到着しますが、配送料が高く、そのため陸送を使うのが一般的だそうです。つまり、日本では当たり前と思われている配送にかかる時間や日時指定サービス等が充実していないことが、米国での有料サービス利用者増の背景にあるようです。翻って日本に目を向けると、特に有料サービスに加入しなくても、通常のサービスでほぼ満足できている、といった人が多いのではないでしょうか。有料会員サービスに対する興味・関心度が低く、加入意向が低かったのは、裏を返すと通常のサービスで十分満足しているという気持ちが背景にあるのではないかと思いました。

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