Woman Smile Report 女性たちの暮らしと意識をレポートします

「シェアリングサービス」について

3人に1人が、これから定着すると予測。

2015/10/30

「シェアリングサービス」に共感する人は、6割。

  ほとんどの人が、まだ利用したことがない。

Q.あなたは、ふだん使っていない個人の車や洋服、空き部屋や駐車場などを貸し借りする「シェアリングサービス」の考え方についてどう思いますか?

Q66_1

「シェアリングサービス」に共感する人は、6割。

シェアリングサービスに「共感できる」人は10.4%、「まぁ共感できる」と答えた人は49.3%を合わせると59.7%、約6割が共感できるという結果になりました。年代別ではさほど大きな違いは見られませんでした。

 

Q.あなたは、個人間で貸し借りする「シェアリングサービス」を利用したことがありますか?

Q66_2

ほとんどの人が、まだ利用したことがない。

シェアリングサービスを「提供者として利用したことがある」人は、わずか0.7%、「借りる側として利用したことがある」と回答した人は1.6%。どちらも少数で、「利用したことがない」人が圧倒的となりました。

Q.下記の「シェアリングサービス」について、興味関心があるかどうかお答えください。

Q66_3

興味・関心のあるシェアリングサービス、1位「スペース」2位「モノ」3位「ヒト」

「乗り物」や「部屋」など5つのシェアリングサービスの中で、興味関心のあるサービスを聞いてみました。その結果、最も興味関心度が高かったのは、自宅の駐車場を使っていない時間だけ貸し借りする「スペース」のシェアリングで37.1%(「興味関心がある」5.6%と「わりと興味関心がある」31.5%の合計)、次いで、車、ベビー用品、楽器など使っていない物を個人間で貸し借りする「モノ」のシェアリングで34.6%(「興味関心がある」5.1%、「わりと興味関心がある」29.5%の合計)、3位は、日常の家事代行、家具の組み立てなど個人間で依頼、請負するシェアリングで30.1%(「興味関心がある」4.0%、「わりと興味関心がある」26.1%の合計)という結果になりました。年代別では、20代は「スペース」のシェアリング、30代では「モノ」のシェアリング、40代では「ヒト」のシェアリングに興味関心を持つ人が他の年代より高く、それぞれのライフステージによって求めるサービスに差があることがわかりました。

 

Q.今後「シェアリングサービス」は定着していくと思いますか?

Q66_4

3人に1人が、シェアリングサービスが定着すると予測。

今後、シェアリングサービスが「定着すると思う人」は2.4%、「多分、定着すると思う」と答えた31.6%を加えると3人に1人の34%が定着すると推測しています。

Q.今後「シェアリングサービス」を利用したいと思いますか。

Q66_5

半数以上が、シェアリングサービスを利用したい。

今後、シェアリングサービスを「積極的に利用したいと思う」人は1.5%、「機会があれば利用したいと思う」と回答した52.2%を合わせると全体の53.7%が、シェアリングサービスを利用したいと考えていることがわかりました。

Q.あなたがこの1年でレンタルしたことがあるもの、今後レンタルしたいものは?

Q66_6

今後は、「冠婚葬祭の貸衣装」、「クルマ」、「家事代行」などの利用が増えそう

まずこの1年でレンタルしたことのあるものを聞いてみると、「DVD・CD・ゲームソフト」が38.7%で断トツ。次に「クルマ」が9.1%で続きました。次に今後レンタルしたいものについては、「DVD・CD・ゲームソフト」を除くと「冠婚葬祭の貸衣装」「クルマ」「家事代行」の利用意向が2割を超え、今後伸びていくことが予測される結果となりました。

Q.今後、レンタルサービスをしていきたいと思いますか?

Q66_7

レンタルサービスの利用意向は8割以上

レンタルサービスを今後「積極的に利用したいと思う」人は全体の2.9%、「機会があれば利用したいと思う」と答えた80.7%を加えると、83.6%の人にレンタルサービスの利用意向があることがわかりました。

 

Q.「シェアリング」や「レンタル」について、下記の項目にあてはまるかどうかお答えください。

Q66_8_1

「シェアリング」や「レンタル」はエコで賢い生活スタイルと思う一方で、

抵抗がある人は6割以上。

 

モノを所有せずに「シェアリング」や「レンタル」で済ますことはエコだと思っている人は83.1%(「あてはまる」17.7%、「わりとあてはまる」65.4%の合計)、また賢い生活スタイルだと思っている人は72.4%(「あてはまる」11.4%、「わりとあてはまる」61.0%の合計)と良いイメージを持っている人が多くいることがわかりました。一方で、「シェアリング」や「レンタル」でモノを借りることに抵抗はないと答えた人は4割弱の38.3%(「あてはまる」4.8%、「わりとあてはまる」33.5%の合計)、6割以上の人はモノを借りることに抵抗感を持っていることがわかりました。

 

 

 

Q66_8_2

「今後使わなくなったものを譲ったり譲ってもらったりする人は増えると思う」

8割以上。

 

今後、使わなくなったものを人に譲ったり譲ってもらう人が増えると思っている人は全体の80.6%(「あてはまる」13.9%、「わりとあてはまる」66.7%の合計)と高い結果になりました。また、「シェアリング」や「レンタル」で済ます人が増えると考える人は62.9%(「あてはまる」5.9%、「わりとあてはまる」57.0%の合計)。こちらも現在の利用率からみると高い結果となりました。今後多様なサービスが提供されることにより、利用者のすそ野は広がっていくことが予測される結果となりました。

調査を終えて

 

「所有する」から「利用する」へ。このところ、若い人を中心にものを持たないシンプルな暮らし方がジワジワと広がってきています。今回の調査では、「シェアリングサービス」の利用経験はまだまだ少なく、決して浸透しているは言えません。ただ8割以上は、「今後使わなくなったものを譲ったり譲ってもらったりする人は増えると思う」と回答。また、3人に1人は「シェアリングサービス」が定着していくと予測しています。2015年は日本のシェアリングサービス元年とも言われており、今後も様々なサービスが提供されることが考えられます。

所有することが当たり前だった私たちの価値観も、これから数年で大きく変化していく可能性を秘めているのではないでしょうか。

一覧に戻る